2013年9月12日木曜日

シリアに近いトリポリは街に戦車が…

昨日は街中を散歩していなかったので、朝から散歩。

トリポリの旧市街は…


生活感の溢れた下町って感じでイイです。
僕の好きなところ。

建物も…


旧市街だけあっていい味を出しています。

さらに…

のんびりチェスをしてるおじさんたちに

笑顔でコーヒーを売るおじさん。

さらに…

長時間かけてゆっくりとシーシャを吸うおじさん。

こののんびり感イイです!

中心のタール広場には…

楽しげにジュースを売るおじさんも!

のんびりしたような街ですが、ここトリポリはシリアの国境から30キロ程のところにあるのでシリア人難民がたくさんやってきてます。
僕が泊まっていた宿にもシリア人がおり、ニュースを見ながら「大統領はよくない」などと話していました。

さらに、シリア問題でイスラムのアラウィー派(アサド政権寄り)とスンニ派(反政府勢力寄り)の衝突が起こるなど、決して治安はよいと言えない模様。


それは…

街中にやたらと兵士がいることや、

普通に街中に戦車があることからうかがえます。

ホントはゆっくりしたい街ですが、治安が決して良いと言えないところに長居する勇気はないので、世界遺産のあるビブロスに向けて出発。

セルビス(2000ポンド)に乗ると約1時間で到着!

ザックをふたつ背負ったまま…

ビブロス遺跡に到着。
イラン・レバノンと全くITIC(国際教員カード)が役立たなかったのですが、ここに来てようやく使えました!

一般5000ポンド、外国人8000ポンドに対して学生が2000ポンド!
学生扱いになったのでかなりラッキーです。

4000ポンドって言ったら4ドル分ですから!

得をしたことでウキウキしながら大きなザックを入口で預け…


十字軍の城や



紀元前18世紀に建てられた神殿跡を満喫。

ローマ時代の列柱跡や

ローマ劇場もあり見応え十分!

ここビブロスはギリシア名でパピルス(書物)を表し、聖書を意味するバイブルはここからきているそうです。

なんか素敵です。

そして、1115年に建設された聖ヨハネ教会へ!

北側の壁は…

アラブ様式で南側の壁は…

ローマ様式というちょっと不思議な教会。

聖堂は…


とってもシンプルでした。

暑かったので少し教会で休憩。

そして…

観光客相手のお土産屋さんが並ぶ道を通りベイルートへ!

セルビス(3000ポンド)で1時間程かかって無事に到着。
そして、先日お世話になった1泊9000ポンドというこの辺りでは格安の宿へ。

この宿にもシリアから逃れてきた長期滞在者が多く、いろんな話を聞くとともにシリア問題についていろいろ考えさせられました。

もっと、シリア問題について勉強して来たらよかったと思った今日です。

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